どうしても

どうしても
キミに会いたくなって
いつものアタシなら
絶対にしないような行動に出た

どうしても
キミと話したくなって
キミが怒るのをわかっていながら
絶対にしないような行動に出た

やっぱり
キミは怒ってしまって
アタシに背中を向けた

でも
それでよかったのかもしれない
どこかで
そうなることを望んでいたのかもしれない
そうしたら
キミを忘れられるような気がしたんだ

いっそ嫌われたらいい
いっそ嫌いになれたらいい

そうしたら
すごく楽になれる気がしたんだ
そうしなきゃ
いつまで続くのかわからないこの苦しみに
アタシの心が壊れてしまう気がしたんだ

キミは来なかった

それがキミの答え
それがアタシが心の奥底で
求めていた答え

さよならもないまま
二人が終わった瞬間